共通テスト(数Ⅰ・国語)

国語・数学はここが変わる!
共通テストの数学Ⅰと国語で記述問題が加わります。

共通テストでは、国語(現代文)、数学(数学I)の範囲において、マーク式の問題にくわえ、記述式の問題が出題されることになります。受験生の思考力、判断力、表現力を評価するためとされています。

数学

2020年1月までのセンター試験

出題形式 マーク式のみ
試験時間 60分
配点 100点

2021年1月からの共通テスト

出題形式 マーク式 + 記述式が3問
試験時間 70分
配点 100点

出題形式

共通テストの数学の試験では、記述式の問題が3問出題されます。一つの大問の中にマーク式の問題と記述式の問題が混在して出題されることが予定されています。数学の記述式問題は、数式を書く問題や、答案に到るまでのプロセスなどを短い文章を書く問題などが出題される予定です。

ほとんどの国立大学は、共通テストを入試の合否判定に活用する方針を決めたようです。その際、マーク式問題だけでなく記述問題も活用することを公表しています。数学の記述式問題については,正誤のみの判定であることと、大問の中でマークシート式問題と一体で出題され、記述式問題にも配点がなされることから,従来のマークシート式と同じ取り扱いになるようです。

国語

2020年1月までのセンター試験

出題形式 マーク式のみ
試験時間 80分
配点 200点

2021年1月からの共通テスト

出題形式 マーク式 + 記述式問題が3問
試験時間 100分
配点 200点プラス記述問題の評価

出題形式

共通テストの国語の試験でも数学と同様、記述式の問題が3問出題されることになりました。記述式の問題は一つの大問として独立していて、その中に小問が3つあるという構成です。その3つは、20字~30字程度の問題、40字~50字程度の問題、80字~120字程度の問題がそれぞれ1つずつ出題されることが予定されています。

国語の記述式問題はマーク式問題とは別の大問となっていて、そのなかの3問とも点数ではなく4段階(a~d)で評価され、それを合算して5段階(A~E)で評価することが検討されているようです。また、配点もマーク式の問題とは別になっています。そのため、大学はその結果を独自の基準で点数化して合否判定に使うようです。共通テストの国語の試験の配点に関しては、まだ詳しい発表はされていません。

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